最終更新:2026年7月12日
プロンプトの書き方(仕組み編A)と並ぶもう一つの柱が、コンテキスト(AIに渡す材料)の設計です。答えの質は【頼み方 × 見せた情報】の掛け算。同じ「要約して」でも、資料を見せているかどうかで結果は別物になります。
目次
Claudeに情報を「見せる」3つの方法
① ファイル添付PDF・Word・Excel・画像をクリップから
② テキスト貼り付けメモ・メール文面をそのまま
③ 会話の続き同じチャット内の履歴は覚えている
上級者との差がつくのは、送信前のこの一呼吸——「Claudeはいま、何が見えている状態か?」を意識することです。
見えているもの/見えていないもの
| 見えている(材料にできる) | 見えていない(伝える必要がある) |
|---|---|
| 添付したファイル、貼り付けたテキスト、このチャットの会話履歴 | あなたの頭の中の前提、別のチャットでの会話、画面に開いているだけのファイル、「あの件」が指すもの |
NGプロンプトの多く(「あの資料」「この件、どう思う?」)は、見えていないものを見えている前提で話しているのが原因です。
実践のコツ:話題が変わったら「新しいチャット」
会話履歴は文脈として効き続けるため、前の話題が混ざって答えがブレることがあります。別の仕事を頼むときは新規チャットを開くのが安定のコツ。逆に、同じ仕事の微調整は同じチャットで続けるほど賢くなります。
Projects:「毎回説明」を卒業する機能
ClaudeのProjects(プロジェクト)機能を使うと、案件・テーマごとに部屋を作り、そこに資料と指示を登録しっぱなしにできます。登録した内容はそのプロジェクト内の全チャットに自動で効くので、毎回の添付や自己紹介が不要になります。
| 作る部屋の例 | 登録しておくもの |
|---|---|
| 仕事:◯◯案件 | 関連資料PDF、「報告書はA4一枚・結論先出し」等のマイルール |
| 学び:資格試験対策 | 試験範囲の教材、「答えをすぐ言わない家庭教師ルール」(シナリオ05) |
| 創作:ブログ執筆 | 過去記事2〜3本(文体見本)、「らしさを消さない校正ルール」(シナリオ11) |
※Projectsの提供範囲・登録容量はプランによって異なる場合があります。使えるかどうかはお使いの画面でご確認ください(サイドバーに「プロジェクト」があれば利用可能です)。
まとめ:この記事の一番大事な一文
AIの答えがズレたら、頼み方を責める前に「必要な材料、ちゃんと見せたっけ?」と考える。それだけで、うまくいかないケースの半分は解決します。
※本記事は個人の利用体験に基づく解説です。機能・プランは執筆時点の情報です。最新情報は Anthropic公式ヘルプ をご確認ください。
