最終更新:2026年7月6日
「明日までにこの資料読んでおいて」——50ページのPDFを前に、そっとタブを閉じたことはありませんか。Claudeの一番わかりやすい実用シーンが、この「長い資料を代わりに読んでもらう」使い方です。しかも要約して終わりではなく、その資料について質問し放題の相談相手ができます。
目次
やり方:ファイルを添付して話しかけるだけ
Claudeのチャット画面で、入力欄のクリップ(+)アイコンからPDFやWordファイルを添付し、頼みごとを書いて送信。これだけです。スマホアプリでも同じ操作でできます。
NG例:「要約して」だけだと、こうなる
NGそのまま頼んだ場合
このPDF要約して
→ 全体を薄くなでた「あらすじ」が返ってきます。間違いではないけれど、使えない。原因は、誰のために・何を判断するための要約かが伝わっていないことです。
OK例:「読み手」と「目的」を渡す
OKこれだけで結果が別物になります
添付は業界団体の年次報告書(120ページ)です。①全体を5行で要約 ②私の仕事(法人営業)に影響しそうな箇所を抜き出し ③それぞれ根拠のページ番号つきで。箇条書きで、専門用語にはひとこと説明を添えてください。
文脈(資料の説明・自分の立場)
指示(やることを番号で)
形式(出力の形)
コピペ用はこちら。◯◯を自分用に書き換えて使ってください。
添付は◯◯(←資料の種類:報告書/マニュアル/論文など)です。
①全体を5行で要約
②私の◯◯(←立場や関心:仕事・研究テーマなど)に関係しそうな箇所を抜き出し
③それぞれ根拠のページ番号つきで。
箇条書きで、専門用語にはひとこと説明を添えてください。
※学生なら②を「レポートのテーマ『◯◯』に使えそうな箇所」に変えると、そのまま文献読解に使えます。
本番はここから:資料に「質問」する
▶ 結果イメージ
5行の要約と「あなたに関係する3箇所(p.34, p.67, p.98)」が返ってきます。ここで終わらせないのがコツ。「p.67の規制の話、うちの業界だと具体的にどう影響する?」「この数字の根拠はどこ?」と続けて聞けます。一度読ませた資料について、Claudeは会話が続く限り覚えています。
120ページの資料添付する→
目的つきで要約を依頼→
要点+該当ページ⇄
何度でも質問「ここ詳しく」「根拠は?」
この記事いちばんの図。要約は入口で、右端の「質問ループ」が本当の価値です。
注意点:2つだけ守ってください
① ページ番号や数字は原文で確認する。AIはまれに、もっともらしい間違いを自信満々に言います(ハルシネーション)。重要な判断に使う数字・引用は、示されたページを必ず自分の目で確認してください。詳しくは「やってはいけないこと・安全な付き合い方」で。
② 機密資料・個人情報の扱いはルール確認を。会社の資料を読ませる場合は、勤務先のAI利用ルールに従ってください。設定でデータ利用のオプトアウトも可能です。
もっと便利に:毎回同じ資料を添付したくない人へ Pro活用
「Projects」機能を使うと、マニュアルや規程集などの資料をプロジェクトに登録しっぱなしにでき、毎回添付せずにいつでも質問できる自分専用の相談窓口が作れます。詳しくは「コンテキスト設計とProjects活用」で解説します。また、数百ページ級の資料を頻繁に扱うなら、利用枠の大きい有料プランが快適です(プラン比較はこちら)。
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- 仕組み編A:プロンプトの型「4点セット」(この記事の色分けの正体)
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※本記事は個人の利用体験に基づく解説です。機能・プランは執筆時点の情報です。最新情報は Anthropic公式ヘルプ をご確認ください。
